素敵なお客様達

〜1900年頃まで

何と30年前に初めてグッドウィルでリングをお買い上げ下さって以来、ひたすらアンティークジュエリーをご愛用下さっていらっしゃるお客様をご紹介します。

その後二人のお子様に恵まれてお二人を連れて一緒によくご来店下さいます。

お嬢様達はたくさんのアンティークジュエリーを身に着けているお母さんの姿をいつも見ていらっしゃいますので、アンティークジュエリーを身近に捉えていらっしゃっているに違いありません。ご自身でもたくさんのジュエリーを着けていらっしゃいます。

先日3人ご一緒にご来店下さいました時に特別にお願いをして、皆さまのジュエリーを使いこなしていらっしゃる姿の写真を撮らせて頂きましたのでお披露目します。

先ずはお母様から。

一つの指には一つだったり三つだったりの色々な色や形のリングを両方の手に着けています。

もちろんモダンのリングも混ざっていてそれらを上手くアレンジしてごく自然にされています。

ダイヤモンドがお好きなので手元がいつもキラキラと輝いています。

時計の脇にはボリュームのあるネックレスを二重にしてブレスレットとしてお使いになっています。これはお母様よりプレゼントとして頂いた思い出のアンティークジュエリーです。

お姉さんはパールがお好きでダイヤモンドとさり気なく合わせて上品に着けています。ジョージアン~ミドルビクトリアンのパールリングをごく普通に身に着けていらっしゃいます。

腕にはモダンのブレスレットが控えめに覗いています。

妹さんは色々な色のペーストジュエリーを大らかに使いこなしていらっしゃいます。少し大振りの物がお好きです。

右手の存在感のあるブルーペーストのバングルは20世紀の作品ですが、左手人差し指のペーストリングは18世紀の作品です。

腕時計は1900年頃のダボ式のリストウォッチで、白い色の上にブルーで描かれた数字が綺麗なポーセレンダイヤルを白とブルーのエナメルの曲線で模様が描かれたベゼルで囲みます。その隣に並んでいるのはお母様を真似て着けられたブレスレットです。

色々な時代、デザイン、大きさのジュエリーを、ご自分のセンスで大らかに紡がれたとっても素敵な作品に仕上がっております。

お三方が夫々のセンスで集めたジュエリーを自由に身に着けて楽しんでいらっしゃいます。

今回写真を撮って見比べてみると、母娘でも姉妹でも全く同じではなく三者三葉に違った個性のある作品に出来上がっているのが、とても興味深いです。

これからも更に新しい提案をさせて頂きますので、引き続きお楽しみ頂けましたなら幸いです。

よろしくお願いいたします。

グッドウィル 末永 富士夫

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