伝統を受け継ぐ人

オーナー夫妻のつぶやき

皆様こんにちは、末永とよこです。

本日は先月末にお伺いしました静岡伊勢丹さんで、素敵な出会いがありましたのでご紹介したいと思います。

私が静岡伊勢丹出店中の休憩時間に、他の階ではどんな催し物があるのかと見学していたところ、

6階のあるブースの前で目が釘付けになってしましました。

そこには、先日オーナーが買い付けてきましたダマスキナードのクロスペンダントとよく似たジュエリーが並んでいたのです。

ブース名は、[DAMASQUINADOR -ダマスキナドール(スペイン語で象眼師という意味があります)〕

作家(職人)さんの紹介には伊藤恵美子さんとあります。

このカッコいいジュエリーを作ったのは女性??

衝撃を受けている私へ、「どうぞ、ご覧ください」と気さくに声を掛けて下さった女性が

伊藤恵美子さんでした。

彼女は熊本県のご出身で、熊本の伝統工芸である肥後象眼を習得されています。

その後、肥後象眼と酷似しているスペインの伝統工芸であるダマスキナードを習得するため、

スペインの金工(ダマスカス象嵌)の世界へ単身で飛び込んだのだそう。

墨の様なマットな深い色合いに鮮やかな金が映えます。

伝統的なデザインだけでなく、モダンな印象のメガネモチーフのペンダント。

繊細で美しく、そしてワクワク楽しくなるような作品!!

伊藤さんの伝統を守りながら、その一歩先の新しい世界を感じられる作品たちです。

伊藤美恵子さんのブログより下記をご紹介させていただきます。

DAMASQUINADOR

〈ダマスキナドール〉

スペイン語で『象眼師』

熊本の伝統工芸である肥後象眼とスペインの伝統工芸であるダマスキナードの融合した作品を制作しています。

熊本は刀の鍔や銃身等、スペインは甲冑やサーベル等に施される細工として、鉄に24K、18K、シルバーが素材で、命をかけて命を守る道具に装飾されていた技術です。

日本の「侘び寂び」の世界に、スペインの華やかな装飾美を融合させた世界観をお楽しみください。

詳しくご覧になりたい方はこちらから→DAMASQUINADOR-emico ITO-象眼師-伊藤 恵美子- (cocolog-nifty.com)

ブログを拝見すると幅広く活動されていて、東京へも定期的にいらしている様子。

静岡では、ゆっくりと見られなかったので改めてお邪魔させていただこうと思います。

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下記の写真は、オーナーが買い付けてきましたダマスキナード

8/10(水)から始まります青山店新着フェアにて、ご覧いただけます。

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