素敵なお客様の素敵なお部屋

〜1900年頃まで

皆さま、こんにちは、末永とよこです。

先日の事ですが、いつも素敵なヴィンティージのお洋服をお召しになってご来店くださるお客様が

ずっと気に入って下さっていらした こちらの絵画をお求め下さいました。

こちらは19世紀末のフランスの作品です。

まず目を奪われるのは、フランスらしい華やかな木製のフレーム。

木の持つ温かみのある質感と躍動感あふれる深い彫刻が見事な作品。

宮廷のような庭園を貴族らしき2人が、

散策している絵画と華やかなフレームはぴったりです。

以前はどんなお部屋に飾られていたのか、想像するだけでワクワクしますね。

青山店では、こんな感じに飾っていました。

観るだけで幸せな気分に浸れます。

さてこちらの絵画ですが結構なサイズがあり、

お持ち帰りになる道中が心配です。

配送業者にお願いする事は、もっと心配です。

お客様のご自宅は、幸いにも青山店から車で行ける距離。

そこで、お客様とオーナー、そして私もご一緒させて頂き、

ご自宅まで絵画をお持ちすることになりました。

ご自宅の玄関を入るとそこは別世界が広がっています。

照明に家具、絵画そしてフィギュアなどアンティークで揃えられており、19世紀のヨーロッパの雰囲気が出来上がっています。

こちらへは以前もこのように伺ったことがあり、その際、「お姫様イス」と名付けた優雅な椅子の前に、

見知らぬ刺繍が素晴らしいアンティークの椅子があります。

「こちらの椅子は、拝見した記憶がないですね~」

「そうなの、この細工とお色が気に入って買ってしまいました」と嬉しそうなお客様。

完成されているような素敵なお部屋ですが、お客様の感性で更に充実していきます。

このようなお部屋で、ゆったりと椅子に腰かけ、お茶を頂きながらのんびりと過ごせたら・・・夢のようだなあと思わずにはいられません。

こちらのお客様には、快くお部屋を拝見させていただき、この場をお借りしまして改めて感謝申し上げます。

さてその後、お納めしました絵画が無事に飾ることが出来たとの事で、

お写真を送ってくださいました。

とても素敵なので、お許しを得てブログでご紹介させていただきます。

ヌーボーのベット頭上に飾られたフランス絵画。

「幸せな夢が見られそうです」と。

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