20世紀初期のフランスで作られましたペーストのシルバーイヤリングです。
ペーストは鉛を含むガラスで、現代では作られる事のない貴重な素材です。
ガラスは古より、大変価値の高いものとして様々な国で様々な用途で用いられてきた素材です。
特に18世紀～19世紀にはペーストの豪華なジュエリーが流行し、単にダイヤモンドの代替としてではなく、ペーストジュエリーとして貴族などの上流階級のあいだで確立した人気を博しました。
こちらのイヤリングは1900年頃のものですので、当時のガラスとは少し異なりますが（厳密には19世紀中頃までの物がペーストと呼ばれます）やはり、現代のガラスジュエリーとは異なる深く落ち着いた輝きが美しいです。
シルバーの枠にはアンティークダイヤモンド イヤリングやリング等で見かけるのと同じ、爪の様なデザインが施されています、中央の大粒のガラスは宝石と同様にカットされ、あえてキューレットも目立つよう大きめにカットされています。（黒い点が描かれているのではなくカットしてあるようです）
裏側の様子 クローズドセットで裏はシルバーで塞がれています。
コロンと丸みがあり可愛らしい形状です。キャッチはネジで締められるようになっていますので、外れにくく安心しておつけいただけます。
肌の上に乗せるとより、ガラスの透明感が引き立ちますね。左右で若干色味に差がありますが肉眼ですとそこまで気にならないレベルだと思います
モダンのガラスジュエリーとは違った落ち着いた輝きが魅力的なフランスのペーストイヤリング、大ぶりでも嫌味なく、さらっと合わせられる汎用性の高いアイテム。モダンのお洋服にもカジュアルに合わせやすくファッション性の高いイヤリングです。
青山店でご覧くださいませ。
スタッフT
品番：E-266
品名：sv.ペーストイヤリング
国・時代（推定）：フランス 1900年
税込価格：￥132,000-
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