19世紀後期に作られました、ロケットペンダントをご紹介致します。
ヴィクトリア時代、大切な人の写真や遺物を入れて身に着ける事で、いつも身近に大切な人の存在を感じる事ができる、ロマンティックなアイテムとして人気のあったロケットペンダント。
アイビーと思われる蔓植物の模様が全体に彫り込まれたロケットペンダント。
時を経た9ct.ピンクゴールドの優しいお色味が落ち着きのあるアンティークの風格。
この時代、花や果物等の植物モチーフが好まれ、中でも、蔓植物はどんどんと伸びていく様から、人と人を繋ぐ意味や忠誠を意味し、エタニティーリング等ジュエリーに多く用いられたデザインです。植物模様の下にも自模様が彫られており、艶のある葉との陰影がきれいに出ています。
裏面です。どちらを表面にしても良いと思いますが。おそらくはこちらが表の様です。ロケットの上の装飾が珍しいデザインで、この装飾がある事により、植物模様がより美しく映える凝ったお作りです。
中央には盾のデザイン、この中にイニシャル等を飾り文字等で素敵に彫り入れたものを良く見かけますが、こちらは、無地のままです。
開いた様子。縦約3㎝程度で比較的大きさがありますので、実際にお写真を入れて身に付けるのもおすすめです。お写真以外にも、挿絵の切り抜きや、着られなくなったお気に入りの服の生地なんかを想い出として収めて身に着けるのも良いかもしれません。
片面タイプ。内側に枠がございますのでお写真を入れてしっかりとお留めいただけます。
お写真と枠の間に挟むガラスはついてございませんが、ご希望により、透明のアクリル板をカットしてお付けいたします。
こちらのお品物は青山店にございます。
スタッフT
品番:P-474
品名:9ct.メタル ロケットペンダント
国・時代(推定):イギリス 19世紀後期
Sold
サイズ:ロケット部分 約縦3.5㎝ 横3㎝
上部の飾りを入れて、縦約4㎝
ロケットに合わせたチェーン
No9872
9ct.ネックレス(51㎝)
イギリス 20世紀初期
Sold
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