Pearl Ruby Ring

〜1900年頃まで

6月の誕生石パールとルビーの個性的なデザインのリングをご紹介致します。

パールは6月の誕生石としても知られており、真珠は健康や富、純粋などの石言葉があります。古代ギリシャ神話の愛の女神アフロディーテを象徴するシンボルでもあり、愛や美しさの象徴です。ルビーもまた、勝利を呼ぶ石、困難や災いから身を護る石として古より身に着けれらてきました。

白く輝く、三粒のパールが横に並んだデザイン。その周りにスクエアカットのルビーを全体に敷き詰めたようなデザインのリングです。19世紀の中期ごろより、パールを使用したジュエリー沢山作られたようですが、こちらはデザインにおいて一味違った個性を発揮しています。レールのような外枠があり、その中にルビーがきっちりとセットされていますが、実際はレール止めではなく小さな爪留によるものです。


カリブレカットのレール留めは少し後の、アールデコ期に特徴的な技法ですのでこの時代にこの様なデザインは、最先端であったのではないでしょうか。石の配置やカラーコントラスト、等全体的にアールデコの雰囲気を匂わせる様なデザインです。

裏面はクローズドセットで指に添うよう、湾曲させた丁寧なお作り、滑らかで指通りが良く、身に着けていて心地が良いです。

内側には18金の刻印がございます。左側はメーカーズマークと思われますが、一部判読不可能です。

シャンクは彫りなどなくシンプルですっきりとしています。
この時代に多くみられます、パールとルビーを使用した他のリングとは、一味違うモダンな雰囲気が魅力的です。

時代の過渡期を感じさせるエキゾチックな雰囲気を纏った パール、ルビーリング。お手元をエレガントに装います。
銀座店にてご覧くださいませ。

スタッフT

品番:No.10537
品名:18ct.パール ルビー リング
国・時代(推定):イギリス 19世紀後期
税込価格:Sold

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