18ct,ゴールドメダイ

1900年頃〜1900年代中頃まで

みなさま、ごきげんいかがお過ごしでいらっしゃいますか。
本日は青山店より18金製のメダイユをご紹介いたします。


穏やかな横顔が印象的なメダイユ。モチーフはマリアさま。
肩の辺りにG.RABIERと銘が打刻されています。
ジェ・ラビエはメダイ彫刻家として様々な作品を残している人物です。
マリアさまの周りにはVIRGO MARIAとあるのが見えますでしょうか。
これはラテン語で童貞マリアを意味しており、メダイのデザインとしては
人気のあるモチーフです。
裏面の様子はこのようになっております。

裏面は12の星の冠から光が射すデザインと、CAROLINEという名の打刻。
12の星は12使徒を意味しており、星の冠から射す光が加護を意味するのだとか。

余談ですが、一緒に写っている銀色のメダイユは私のコレクションです。
同じくマリア様の横顔ですが、VIRGO等の文字はなく薔薇のガーランドで囲われたデザイン。
裏側はルルドの奇跡として名高い洞窟のシーンが描かれています。
このように、メダイのモチーフは様々です。マリア様だけでなく、諸聖人をモチーフにしたものも。
なぜメダイユがこのようにもてはやされたたのかは、また機会があればお話ししたいと思います。

1900年代初頭のフランスで制作されたこのメダイユは、激動の大戦時代を生き抜いた筈です。
穏やかな微笑みの奥に、どんな歴史を秘めているのでしょうか。

スタッフN

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商品情報
品番:P-498
品名:18ct.ペンダント
素材:18ctゴールド(約6g)
国(推定):フランス
時代(推定):20世紀初期
サイズ:φ約20mm
金額¥121.000(税込)

背景に使用した額絵
品番:G-564
品名:エングレイビング
素材:木製枠・ガラストップ
サイズ:縦約48㎝×横約32㎝
金額¥55.000(税込)

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