パテック フィリップ・ウォッチアートを紹介するグランド・エキシビションが新宿・三角広場にて開催されています。それを見学に行ってきました。
パテックフィリップの時計が沢山展示されているのは勿論ですが、それを制作する職人さんが作業する所を見られるコーナーが有ります。
髭ゼンマイというスプリングが付いた歯車が回る所、時計のケース表面に彫刻する所、ダイヤモンドを時計のケースに留める所、等の作業をするのを実際に見られてとっても勉強になりました。
ムービーの映像ではパテックさんとフィリップさんの仕事への打ち込み方等が紹介されました。
こちらはヴィクトリア女王が記念に買ってお持ちになっていたというブルーエナメルの奇麗な懐中時計です。
展示されている時計は15世紀のコレクションからグランド・コンプリケーションという世界で最も複雑な携帯時計から、更には七宝、ギヨッシュ装飾の美、彫金の施された細工の美しさを堪能出来ました。
パテックさんがコレクションしていた15世紀の時計というのも見られて感動しました。
時計という品物は一つ一つ部品を手作りしてそれらを組み立てて制作された、正に美術工芸品です。
アンティークジュエリーと全く同じ世界ですね。
末永 富士夫
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