The Art & Antiques Fair

オーナー夫妻のつぶやき

もう20年以上前になると思いますが、数回訪れて余りの凄さに驚いたフェアーがこのオリンピア、アート & アンティークフェアーです。

会場の入口を入った瞬間から豪華絢爛、異次元の世界に足を踏み入れました。と云う光景を思い描いて訪れたのですが、今となってはとんだ思い違いだった様です。

当時はS J PHILIPPEや WATSKIといったアンティークジュエリー業界の大御所ディーラーばかりが並んで居たのですが、今回はアンティークディーラーは半分、大御所は一軒も居ません。

残りの半分はカジュアルアクセサリーや洋服等の現代商品の展示会に大きく様変わりをしていたのです。

会場を訪れている人達も極普通の人達がまばらに居るだけで、王公貴族を思わせる様な風体の人は皆無です。

当時はそれらしき方の姿がちらほら見えましたのですが。

これにはチョッとがっかりしました。

こちらのフェアも この20年間で大変化をしたみたいですね。

ここには私の印象深いオリンピアとは全く違う光景が在りました。

アンティークの会場にはアンティークジュエリーディーラーが5軒位しか見られませんでしたけど、その内の2軒は良く知っているディーラーでしたので少しお話しが出来ました。彼らもオリンピアのこの変わり様に辟易としていました。

撮影しても良いですか?との問いに快諾してくれたので、記念写真を撮りました。

絵を置いているディーラーは意外と良く見かけました。

会場の入り口で二人の男性が生演奏しています。

中程の喫茶スペースが広く取られていて、端の一角はテナントが埋まって居ない空き区画も有りました。

開催者のご苦労が伺えます。

此れで今回の買い付け日記は終了します。

最後に盛り上がれる場面で終われなくて残念でした。

皆様、私のひとりごとに長らくお付き合い下さいまして誠にありがとうございます。

この後東京へ帰って約3年ぶりの新着フェアーをグッドウィル銀座店、青山店にて開催致します。

皆様のお越しを心よりお待ち申しあげます。

ありがとうございました。

帰国の前後立て込んでおりこちらの最終報告が帰国後となってしまい申し訳ございませんでした。

お詫び申し上げます。

末永 富士夫

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