可憐なお花のパールリング

〜1900年頃まで

皆様、こんにちは。
本日は、美しい花の造形と柔らかなお色味のパールが素敵な、こちらのリングをご紹介致します。

花びらを表す部分はハーフパールのお作りで、程よい立体感があります。
凛とした花びらの形は可愛さだけではなく、上品さを醸し出しているように思えます。
そして、花の中心に控えめに添えられたダイヤモンドは光を受けると、まるで星の瞬きのようにキラリと煌めくのも印象的です。

ショルダーの部分にございます丸みのある滑らかな曲線が葉のようで、シャンクは茎にも思えます。
リング全体で花を表現したような素敵なデザインですね。

リングの内側にはガラス製の蓋がつけられたロケットがございます。
今は中身は入っていない状態で封をされていますが、おそらく何か特別な願いや想いが込められて作られた、センチメンタルジュエリーではないかと思われます。

センチメンタルジュエリーは、19世紀のヨーロッパで流行しファッションや飾りとしてだけでなく、愛情や思い出を表現したり、特別な感情が込められたジュエリーです。大きく分けますと、「愛を伝えるジュエリー」、「信仰を誓うジュエリー」、「死を悼むモーニングジュエリー」に分けられます。

流行当時は指輪、ブローチ、ペンダントなどのロケットの中に、自身や恋人、家族や友人といった間柄の人たちの髪の毛を編み込んだものを贈っていたそうです。

こんな風に相手を想い合うロマンティックなジュエリーに憧れを感じてしまいます。

こちらの商品は現在、銀座店にございます。

スタッフS

品番:R-386
品名:Gold.ダイヤモンドパールリング
国:イギリス
年代:19世紀中期
価格: Sold

グッドウィルホームページへ

グッドウィルオンラインストアへ

アンティーク ジュエリー GoodWill青山店
TEL:03-3400-4117

銀座店
バーニーズニューヨーク銀座店1F アンティークコーナー
TEL:03-3289-9000

コメント

タイトルとURLをコピーしました