ご機嫌いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
青山店スタッフNです。
本日は、ローゼンタールのフィギュアをご紹介いたします。
ローゼンタールは、ヨーロッパを代表する陶器メーカー。
アンティークに限らず、現行品においても
コレクターが多いことと存じます。
こちらの猫は、バックスタンプから、
1950年以前に作られた事がわかります。
シリーズで出された、動物フィギュアのうちの一体です。
デザインを手がけたのは、動物フィギュアの第一人者と言われる
エミール・ケルナー教授。
好奇心旺盛な子猫が、何かに驚いている
可愛らしい一瞬を切り取った芸術味あふれる作品。
猫と暮らした経験がある方は、
この仕草をご覧になった事があるのではないでしょうか。
そして、自然な躍動感と愛らしい表情が良く表現されていると思います。
このように、一瞬で過ぎていく美しいシーンを切り取った作風は
愛猫家のみならず、芸術を愛する人々の心に潤いを与えてくれます。
小さな作品であっても、それを眺めることで
可愛らしい猫との様々な記憶を呼び起こさせ、またはイメージし、
それによって気持ちが和んだり。
芸術の神髄は、わたくしたちのそのような心の動きの中に
隠れているのではないでしょうか。
こちらのお品物は青山店にございます。
どうぞ、ご覧になりにいらしてくださいませ。
G-452
ポーセレン キャット Rosenthal
ドイツ 20世紀中期
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