オールドマインカットダイヤのリング

〜1900年頃まで

ごきげんいかがお過ごしでいらっしゃいますか。
スタッフNです。
本日は、存在感あるオールドマインカット
ダイヤモンドリングをご紹介いたします。

7石のオールドマインカットダイヤモンドをあしらった
クラスターリング。
場面には、みっちりと隙間なくダイヤモンドが敷き詰められ
オールドマインカットのダイナミックな輝きがより一層、強調されます。
外形が長方形の石を用いて場面全体を
円形かつ上下左右を対象に仕上げた点に
審美的、技術的な意識の高さを感じます。

ダイヤモンドの輝きに干渉しないように考慮された極小の爪は、
シャンクへ繋がるにしたがい、ふっくらと丸みをもたせ、
それ自体がリングデザインの一部と溶け込みます。
ショルダー部分に彫られた美しい模様も
アールヌーヴォーの足音が聞こえるような雰囲気。

ボリュウムのあるデザインですが、
まるで羽のようにしなやかな装着感。
その秘密はベゼル裏のカーブにあるようです。
シャンクと一体型のベゼルは、裏側が指に添う
カーブを持ったお仕立て。

こちらの作品は青山店にございます。

作品情報

品番:R-365
品名:G.ダイヤモンドリング
国推定:イギリス
時代推定:19世紀後期
価格:¥638.000(税込み)

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